毎日朝は花曇。
そして、私も気分をじらされる事になるのです。
やはり、桜には快晴の青空が似合います。
今を遡る事約400年、名古屋城築城の折には堀川が開削されました。
当時は名古屋城の西に当たる幅下(はばした)と熱田区宮の渡しの
約6kmを結び、材木や穀物を運ぶ物流の大動脈として市民の
生活を支えておりました。
その後上流部黒川(くろかわ)の開削や下流部の埋め立てが進み
約16kmの現在の堀川となっています。
海と繋がっている堀川は、潮の満ち干きに合わせ、北区猿投橋迄は
流れの方向が変ります。(ここが今の、御用水路跡街園です)
その、猿投橋周辺は近くの矢田川や庄内川から水を取り入れ
名古屋城のお堀まで水を送り続けていた事になります。
それで、御用水路、と言ったのではないかと思っていますが
兎に角近くの川から取水して、流す事をしなければ
お城の水は枯れてしまいます。
この御用水路跡街園もそんなに遠くはありませんので
自転車で出かけます。
水辺の桜は育ちが良好と聞いています。
水面の際まで桜の枝が伸びて来ている樹もあります。
ここの桜もかなりの年月になっています。
綺麗に咲かせる為に近くの人達は自発的に清掃奉仕を
しています。
一時は川の水も少なくて、汚れていましたが最近は
匂いも無くなり随分改善してきました。
ここも、近場で桜を楽しむ私のお気に入りです。
堀川の浄化にも繋げたいと、近く木曽川からも取水する事を
計画しています。
昔の御用水路から、大量に水を流せばきっとお堀の水は勿論
堀川の水も綺麗になることと思って、期待をしています。
今日の写真は御用水路跡街園の桜です。