e61c2945.jpg一寸用事が有って名古屋駅周辺へ出掛けました。
あ〜もう、鯉幟の季節なんだと思わず
立ち止まってビルの上を見つめました。
男児が生まれれば、家庭でも鯉幟を飾ったものです。
今は民家も密集して、又幟立て用の長い
青竹も手に入り難くなっています。

民家の屋根の上をスイスイ泳ぐ鯉幟親子の姿は
殆ど見かけられません。精々ベランダ用の
小さな鯉幟を立てる位です。5月5日の子供の日が
もう目の前に来ています。鯉幟を出したり終ったり
子供が小さい頃は、人並みに同じことを
していました。鯉幟は小学2〜3年生の頃から
出さなくなりました。そして、いつの間にか
何処かへ貰われて行きました。

ビルの一角からロープに付けられた何匹もの
鯉は春の風を一杯受けて元気に泳いでいました。
今では「甍の波〜〜と」と言う表現は
都会では難しくなりました。
どちらを向いてもビルばかりですから・・・。

鯉幟の背景のビルはミッドランド スクエアーです。


06-04-17