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我が家の宗派は,真宗大谷派、総本山は京都市下京区
烏丸通り七条にあります。
この地方のお盆は8月13日から15日迄を一般的なお盆と
しています。
家族揃って墓参りをし、その後食事会を開く事になります。
宗派によって、お盆の迎え方も異なるものの、誰もが
先祖の所へ集まって、手を合わせ、冥福を祈ります。

今は核家族が多く仏壇の有る家は実家である親が住む
家くらいしか有りません。
毎年の事ながら、お盆が近くなると、仏壇の内外の
清掃と仏具のお磨きをするのが慣例となっています。
私は子供の頃から、お磨きを任されて、お盆が来る
度に、手をまっ黒にして仏具を磨いた記憶があります。

年に2〜3度位しか出来ませんが、お磨きは、主人の母が健在な頃は
母と一緒にやっていました。
母が逝って、私一人の時も有りましたが主人の退職後は
主人と二人で折々に事寄せてやっていました。
所が今年は私の体調が思わしくなく、不調が長引いている
ので困っていました。

そんな事を知った息子が「手伝いに行くから〜」と
電話が有り手伝って貰いました。
先祖を放り出す様な事はしないで欲しいと、そんな願いを
込めて、先祖を祀る事を息子達にも伝えておかなくては
ならないと思いました。
今後は仏具の手入れや墓の清掃は私達と一緒にする事に
したいと思いました。
少子高齢社会となった今、次の問題は先祖の
祀り事は誰が受け継ぐか、と言う事です。

お磨きが捗ったので、花屋さんでお盆用の花の
調達も出来ました。

お盆は、ホウズキですね・・・。
作って貰ったお花は、撮りませんでした。