立てこもり・2

昨日発生した愛知県・長久手町長配の立てこもり事件。
地元の派出所の警察官木本巡査部長を銃撃、5時間以上も犯人宅の
玄関先に放置された姿は大変痛々しかったです。
午後9時23分に突入して木本巡査部長を救出しました。
然し、その代償は余りにも悲惨な結果がでてしまいました。

機動隊の特殊部隊「SAT」の優秀な隊員が凶弾に倒れ亡くなりました。
機動隊特殊部隊の巡査部長 林 一歩さんです。
勿論防弾チョッキ、ヘルメットは着用していました。
防弾チョッキを貫通した弾の威力には、凄い恐怖を感じました。
防弾チョッキは銃の弾から身を護る為のものですが、この結果を見て
何の役にも立たない事も良く判り益々銃に対して厳しい眼を
持つ様になりました。

林 一歩巡査部長は警察学校をトップで卒業、非常に期待されていました。
正義感が強く、普段は物静かで落ち着きのある人であったそうです。
柔道三段の身体能力は非常に高かったと、その上司は話しております。
23歳、妻との間に9ヶ月の女の子が在ると聞くと涙が出てきます。
犯人が早く逮捕される事を待っております。

丁度この書き込みの準備中、2時51分人質の女性が自力で脱出。
人質の元妻は無事保護されました。
長久手町は広い町で、万博会場となった所はかなり距離があります。
閑静な住宅街でこの様な事件が発生するとは、考え難い事ですが
現実に起きてしまいました。

犯人の人物像については、元暴力団員と云う事しか判りません。
重傷を負った木本巡査部長は、首を撃たれ今後正常に歩行が出来るか
どうか判らない状況と聞いています。
勿論亡くなった林巡査部長は、もう二度と戻る事が出来ません。

一家庭内のトラブルが原因で、警察官が命を失ったり、重症を負う事は
市民の一人として心ら憤りを覚えます。

林 一歩巡査部長のご冥福をお祈り致します。

長久手町は自然が豊かな穏やかな土地柄です。






燃えよドラゴンズ!!