自宅からは愛知県美術館は比較的近いです。
県の美術館は交通至便なので、良く出かけます。
10月頃にこの絵画展の前売り券を買っていました。
県の美術館は、数年前に大掛かりな改築工事をして
今ではオペラ等も鑑賞できる大ホールも有ります。

団体割引だと比較的気軽にチケットを買う気に
なります。
館内は絵画を鑑賞する人々で賑わっていました。
全体的な印象として、古き良き時代の『パリ』の
様子が良く伝わりました。
1900年代のパリは、まだ裾の長い洋服を着た女性の
姿が随所に描かれていて優雅な貴婦人を連想しました。


kaigaten
























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ロートレックは1864年に生まれ1901年に没しています。
今から思えば、短命な人生を送った事になりますが、そこには
モンマルトルで、生き甲斐を感じた生活が原因で
病に冒された事実が記されています。

僅かにロートレックの残したその頃の絵画の一枚が
今も『ムーランルージュ』に有り、当時の事を想像させるに
相応しい雰囲気です。
モンマルトルでは、ロートレックはゴッホとも親交があり
ゴッホにアルルへ行く事を薦めたのは、ロートレックとも
云われています。

ベル エポック。
美しき時代のパリでは、芸術家達は何処かで繋がっている
事に興味を抱きました。