昔、息子の同級生の母親から「見学にだけ来て・・・」と言われ
出かけた、掃除機の説明会。
何人かの主婦が集まり、説明会は熱気を帯びていました。
ハウスダストの恐ろしさを力説していました。
成程、そういえば埃が健康には良くない事も承知していました。

この、掃除機は、細かな埃も『強力なパワーで』吸い取ります。
健康は先ず「ハウスダスト」の退治から・・・。と説明を受けて
かなりの高価な掃除機を買いました。
おまけに、空気清浄機までセットで買いましたので、今から思うと
『良く買ったものだ・・・』と思いました。

soujiki














所が何年か使用している間に、こちらの体力も低下して
余り使わなくなりました。
若い頃は、毎日この掃除機で、せっせと掃除をしたものです。
重くて頑丈な作りは20年以上使ってもまだ健在です。
一昨年の暮れ頃から、
夫は『使わなくなったから、処分しろ・・・』と言い出しました。

昨年は「未だ使えるから」と私は処分を渋っていました。
しかし、考えてみたら、使わなくなったものを、何時までも
ロッカーに置く事はシンプルライフに逆行します。
そこで、私も思い切りました。
長年使っていた掃除機と分かれるには、複雑な気持ちが
湧いて来ました。

soujiki














昨年の最後の『粗大ゴミ』収集で、処分してもらいました。
長年愛用した掃除機を処分して、暫くは心にポッカリと
穴が開いたような気持ちが続きました。

でも、思い切らなくてはなりません。
掃除機も20年以上使えば良いのではないでしょうか・・・。