昨日は11月23日(勤労感謝の日)。
その日に何年か前に私達は結婚式を挙げました。
当時の事とて、親族だけが集まる、質素な挙式と披露宴でした。
快晴の日で、寒い朝でした。
淡々とした私達の平凡でも平和な暮らしが続き、人並みに
幸せな気持ちで過ごしておりました。
毎年「11月23日」は二人だけで、ささやかな
結婚記念日のお祝いのワインを頂いていました。

所が今年は「23日」はまた格別な記念日が
出来てしまいました。
23日は、夫が旅立った悲しみの記念日です。
希望を持って夫婦となった日と、居なくなった日と
同じ23日が重なるなんて、運命の悪戯としか
考えようが有りません。
昨日は、複雑な思いで一日が過ぎて行きました。

息子達が来てくれました。
「一人になっても、結婚記念日は来るよ〜」と言って
バウムクーヘンを買って来て呉れました。
心の中で結婚記念日を祝い
心の中で鎮魂の日である事も思いながら
私にとって「23日」は本当に特別な日である事
実感した一日でした。

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東京から三重県の実家へ帰省した帰りに、一番初めに仲人を
引き受けたご夫妻が立ち寄り、参詣して下さいました。
忘れずに来てくださった事が大変嬉しく、昔話に花が咲きました。
でも、一人足りないんですよね〜。


彼の家族は、二人の息子さんは
フランクフルト、ブリスベーンに住み国際派の
家族です。
勿論成人するまでに父親の勤務先に家族が
帯同していましたから、突然の海外暮らしではありません。
息子に逢いに行くにも航空券が要るので〜、と笑っていました。



私たちが結婚した11月23日も写真の様な紅葉が真っ盛りの頃でしたね〜。

sumiko-koti