昨日所用で春日井市へ行きました。
何時もコンビニで車を置かせて貰って用事に
出かけます。
その途中、梅ノ木の枝を選定している人が有りました。
何時もそこの植物は無断撮影をしていますが、人が居る限り
無断撮影は良くないと思い、写真を撮っても良いか
聞きました。

「おみゃーさん、何でこんなもんを、とりゃぁーす?」と
怪訝な顔をしています。
「ええよ〜、いっくらでも、とっていきゃぁ〜」と快く
返事をしてくれました。
安心して梅の花を撮らせて貰いました。

「これよぉ〜、ごみばっかだもんで、おうじょうこいたわ〜」と。
「ええ蕾のとこも、まぜてやぁますで、もっていきゃぁ〜」と
沢山の枝打ちした梅を選んで渡してくれました。
名古屋市内の人でなくても、こんなに名古屋弁を上手く
話す人も最近は余りお目にかかりません。

おみゃぁーさん→ お前さん→あんた
とりゃぁーす→撮りなさる
ええよ→ 良いですよ
とっていきゃぁ〜→撮って行きなさい
これよぉ〜→ これねぇー
いっくらでも→幾らでも
まぜてやぁーますで→ 混ぜて上げますから。
おうじょうこいたわ〜→往生しましたわ・・・。
もっていきゃぁ〜→持って行きなさい。

明日も枝打ちをするから、花を取りに来なさいと
言っていました。

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿と諺にも有る様に
梅は枝を切って養生しないと木が弱ると言いますね。
立派な梅ノ木が、丸裸になるかと思うと
一寸淋しい気分です。でも、来年は今年より
木も力を回復して強くなる事でしょう。



pp







梅の枝の大量のごみ?
勿体無い気もしますが木の為ですね。。。


p  
  切り落とされた梅。
  綺麗に咲いています。
  梅ノ木は600坪以上の土地に
  何本も植えてあります。


  
pp







来週行くと、丸裸同然の木になっているでしょう。
お祖父さんの代に植えたまま、一度も枝を切っていないとは
また放任主義も良い所ですね。

貰ってきた梅は、お隣さんへ一部お裾分け。
自宅では今、とても良い香りがしています。