最近「草食男子」と言う言葉を良く耳にします。
時代遅れの感覚の私には余りピンと来ない言葉ですが、良く聞きますね。
そういえば遠縁に当たる子で、東京の或る有名大学を卒業して、一時は
就職をし、働いて自分の生計は立てていました。
所が何が原因か判りませんが、就職先も自分の判断で辞めてしまい
一人東京で暮らしていました。
私はこの事に付いて詳しく聞きだすことはしませんでしたが
職業が無ければ収入の道も途絶えます。
何をして、会社を辞めてから収入を得ていたのか全く判りません。
居住する限り持ち家で無い限り、賃貸料を支払ってか、又は安い宿に
住まわなくては成りません。




一度東京で暮らすと中々生まれた土地へは帰らない事が多いみたいです。
最近になって聞こえてきたのはその子が実家に戻り、親子3人で暮らして
いる事が判りました。

じゃ~こちらで良い就職先でも見つかったのかなぁ〜、と思いました。
遠縁の人は、何時も私と会うと子供の事に関しては何も話したがりません。
でも、その子はもう18年も前に大学を卒業しているのです。
本来なら結婚をしてちゃんとした家庭を築き上げる年頃ですが
一向に働き口も探そうとしません。
折角親が苦労をして、辛い思いをして仕送りをして教育を付けたにも
関わらず「我、関せず」の状態なのだそうです。

組織の中で働く事を嫌う若者達。
自由を熱望する事は結構ですが、実家に舞い戻り未だに親に食べさせて貰う
柔な根性が私には理解出来ません。
「この先が心配だから、息子の国民年金を支払ってやっている!!」と聞いた時
私は唖然としました。
毎日、親は老いた体に鞭打って、一生懸命働いています。


本末転倒!!
情けない思いがこみ上げて来ましたが、よそ様の事。
子供孝行をしても親孝行はして貰えない哀しいお話です。
こんな子の事を「草食男子」と言うのですかね〜。
草食男子の意味が違う?そうかもしれませんけれどね〜