同じ自治会のひとで、昨年から体調不良で入院している人がいます。
最近では高齢者も多くなり、医療機関へ出入りしている人は
数え切れません。
また、自力で生活が出来ない為、施設で世話になっている人の事も
聞いています。
それでも、静かに暮らしています。
何処へ入院しているのかとお聞きしても、言葉を濁す人も有る位です。



この色が欲しかった!


昔の様に「お見舞い」は余りしなくなったのが現状です。
お互いに迷惑を掛けたくないとの配慮からだと推測しています。

然し良く考えてみると、その家は働き手も全く無くて日常の
生活費は年老いた母親の国民年金だけなのです。
どれ程の年金で暮らしを立てているのか、私には全く判りません。
息子が働けば収入の道も希望が持てますが、その息子さんも
願に侵されて働く事が出来ません。

夜になっても、電灯が付いている事を見かけないと
他所の人は心配して話します。
夜間に電灯を付けないのは、節約に努めているのでしょうか。
それにも増して、洗濯物も全く干さない暮らし、可燃ごみ回収の
日にも何も出ていない暮らし向き。
一体どうなってしまったのでしょう!!

心配だけれど、人様の暮らし向きに、口を挟む事は慎まなくては
なりません。
「お見舞いはどうしますか?」と尋ねられても、相手の受け止め方が
判らず、はっきりと答えられませんでした。
お互いに均衡を保って暮らして行く難しさを感じて居ます。