最近親類の慶事の引き出物は、殆どが「カタログ」の中から
選択する形式が増えて来ました。
自宅で営む仏事には出席者も少ないのでこちらの判断で
引き出物を出しています。



あいち花フェスタ・国際蘭展 3



昔の名古屋の結婚式は大変派手で色々な種類の引き出物を用意しました。
慶び事なので、少々の事は予算オーバーになっても名古屋流で
やっていました。
息子達の結婚式の時代は全国を代表する「派手婚」でしたね。
引き出物は奇数で数をそろえる事・・・。
それが昔からの慣わしで有ったようです。


現在はそんな慣例に従う事もなく、至ってシンプルに事を運びます。
先ず違う事として、結婚する二人が自分たちで結婚費用を用意する事です。
結婚する二人の意志や希望が盛り込まれる様になりました。
仲人を立てなくなりました。
日本の古くからの伝統の「仲人」は過去のものとなりつつあります。
牧師や神父も立ち会わず、自分たちで結婚の誓約を
出席者の前で行い、それで指輪の交換をして結婚式を済ませた
事にしています。


時代が変われば、色々形式も変わって来ます。
それで良いのだと思います。

最近の慶事の引き出物では、私はケースつきの「ボールペン」を
希望し届けて貰いました。
インクが無くなれば丸善書店で入れ替えて貰えば、長い事使えます。
場所を取らず、実用的な物を届けて貰う事が一番良いですね。

貰う側からすれば、要らない物を貰った時の戸惑いは半端じゃ
無いですからね。