ここ暫くは台風の影響で突然大雨が降りだしたり、雷が鳴ったりして
不安定な天候です。
雨が降る時には蝉は静かに何処かで息を潜めているのでしょう。
み〜ん み〜ん と、鳴く声も聞こえません。
かっと照りつける太陽の日差しの中では、蝉は元気に鳴いています。
喧しいほどの泣き声も、真夏の風物詩ですね。



蝉 ♪



以前旅行先で「ここでは、蝉はいません!!」と言われた時は
不思議に思いました。
何故、パリには蝉は居ないのだろう?と耳を疑いました。
本当に不思議ですね!!
プロバンスには蝉は居るそうですが、パリには居ないのです。
同じフランスなのに、不思議でした。


今年見た蝉は、綺麗な模様の羽をしていました。
緩やかな動きで、植物の葉の水分を吸っているようです。
今年見た蝉も、地中で7年もの間過ごし、漸く地上へ出て来ます。
それで、夏の間ずっと生きるかと思えば、蝉の命は
僅か「7日間」だそうです。
7日間の間に命を繋ぐ子孫も残さなくてはなりません。
考えてみれば、儚くて哀しい運命です。

人も与えられた命を完全燃焼して、悔いを残さないで
還りたいものですね〜。



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