何時もの決まり文句ですが、気がつけば「お盆」が来ていました。
私の近くに住む高齢の姉妹は姉が先に「施設」に入り
妹さんは一人で暮らしていましたが、相次ぐアクシデントで今は
その妹さんも施設暮らしです。
高齢社会を自力で生き抜く事は大変難しい問題が有ります。
炊事・洗濯が先ず億劫になります。
買い物に出かける事も、足腰が弱った状態では自由になりません。



ノアザミ


乳母車の様な介護用の車に頼ってしか歩けない姉妹は当然家事が
大きな負担になって来ていました。

長い事その方を、お見かけしませんでしたが、お盆なので
先祖の供養の為に一時帰宅をなさった様子です。
足腰が弱ると言う事は本当に辛い事です。
お二人とも施設に入られていては、当然家も誰も居ない状態です。
心を残しながらも、自分の事さえ出来ない状態なので施設へ
入られたのです。

近所の人達は「空き家」となったその家の事を、それとなく
注意をしていますが、許可なくして出入りする事も出来ず
唯、見守るだけです。
何時かは別れを告げなくてはならない時が来るのですが
年老いてから、足腰が弱い事は一番苦労の種ですね。

経済的には何不自由は無い家庭ですが、健康は「お金」では
買えないと言う現実の姿でしょう。

人様の事はさて置き、自分は何時まで元気で普通の生活が
送れるののか?これも偏に足腰の強さに掛かって来ます。
基本的な事ですが、出来る限り自力で歩く事を実践したい私です。



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