実際に私に関わりのある方が万が一この書き込みを読まれたとしても・・・。

あぁ〜、今年の夏は私にとって,逢いたかった人にも逢えて
元気で居て良かったと思える年でした。
奇しく終戦から65年目の節目の年です。
思えば長い年月ですが、人は何時の間にか苦しい事悲しかった事を
忘れて、只管『楽しかった』事だけを鮮明に記憶しているのですね。



花虎ノ尾 ♪ 2


隣の男の子は男三人兄弟、最後に生まれた子が女の子でした。
隣の男の子の中で、一番私達の家族に融合し明るく振舞っていたのが
次男に当たる男の子です。
妹と同い年、弟とは一つ違いでした。
ひょい!と、何処かから引越しをして来て、ひょい!!と
裏木戸から時間制限なし、自由に出入りして家の内外で遊んでいました。

あの家族とひょい!!と知り合い、まるで親身の兄弟の様に遊んで居た事が
懐かしくて溜まりません。
大人になり、夫々の道を歩みながらも何故か忘れられない存在でした。

と言うのも、それ以前に住んでいた家族とも親しかったのですが
其処には私と同い年の男の子がいました。
彼は私には子供ながら、献身的?に私の我侭を受け入れてくれました。
今その人は、何処で暮らしているのか?健在なのかも判りません。
その男の子は「セイチャン」と呼んでいましたが
幼い頃の事で「セイイチ」なのか「セイイチロウ」なのか今と
なっては判りません。

色んな事が走馬灯の様にぐるぐる回りながら、記憶の糸を
手繰り寄せてくれます。
どの男の子も誠実でした。。。

こうなって来れば、これまでの暮らし向きや社会的な地位など
全く関係なくなり、そんな事を語る事、事態がナンセンスです。
この事が有って『唯の人』である事の大切さを知り又
誠実に生きる事の尊さをしっかりと心に叩き込みました。

昔の隣の男の子「セイチャン」是非、健在で有って欲しいと
願っています。



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