ある朝、優しい口調と丁寧な言葉使いで中年の女性らしい
人から電話が有りました。
家に居る限り、電話には出ています。
どんな家に電話が掛かるのか判らない感じですが
無差別に電話帳から次々電話を掛けているのでしょう。







電話の趣旨は
「未婚の方はご家族の中にいらっしゃいますか?」と言う
事でした。
生憎子供達も成人して家庭を持っています。
「結婚の仲介をしていますが、本当に何方も
 いらっしゃいませんか?」と念を押します。
「家には、独身の者は居ませんが・・・」と私。
「あぁ〜、左様でございましたか、失礼致しました、
  お電話に出て頂き有難うございました!!」と言って
電話は切れました。

最近の電話では、こうした丁寧語を使う人は殆どいません。
日本語を話す限り、聞いて聞き心地の良い言葉使いを私達は
望んでいますが、稀にしか丁寧語は聞く事出来ません。
本当に用が有る人が電話をしてくれば
必ず何かのメッセージを残します。
そんな事を考え、又息子の意見にも従って「留守電」を
フル活用する事にしました。

本当に伝えたい用件があれば
メッセージが残ります。息子が言う通りでした。
物騒な世の中、一本の電話が切欠で、何が起きるか
判りません。
くわばら、クワバラです!!



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