自宅の直ぐ近くにガソリンスタンドがあります。
そこで働く青年達は、私が外出する時又は帰宅した時など
必ず声を掛けてくれます。
「お帰りなさい!! 暑かったけれど大丈夫でしたか?」等と
声を掛けてくれます。
お客商売なので皆がとても愛想良くしています。







最近は余り頻繁に乗用車の燃料を入れに行かなくなりました。
燃費の良い乗用車なので助かっています。
一人でも町内のお客を逃がさないようにGSの店員も大変です。
最近来た子で今までは余り話をした事がありませんでしたが、顔を覚えたのか
彼も、ちゃんと挨拶をしてくれます。
「暑いッスネ!!」とこんな口調です。
「暑かったわね、大丈夫だったかな?」と問いかけました。
「もう、ぐったりッスヨ!!」と若者口調で答えます。

彼とは、殆ど初めての会話のような気がします。
「もう直ぐお彼岸が来るから、それまでの我慢よね〜」と、私。
何を勘違いをしたのか?彼岸の事を「癌が来る」と解釈をした節が
ありました。
漢字で「ひがん」は
「彼の岸と書くのよ・・・、お彼岸さんが来ると涼しくなるわよ〜」と
説明しました。
彼は正直に答えました。

「おばさん、僕ね小学校5年生までしか学校へ行ってないので
 漢字知らないのです・・・」と答えます。

「あぁ〜、学校が嫌だったのね?、でも良いよ、今元気に働いているから」と
私は応じました。
こうした子も中にはいるのですね。。。
親さんも、嫌がる学校へ無理強いをさせず子供の気が済むようにさせたのは
大変勇気が必要であったと思いました。

先ず、働いて生きる事を頭において、ガソリンスタンドで元気にお客の
応対をしています。
学校へ満足に行ってない事を理由に、彼は決して暗い表情でもなく
むしろ学歴が無い事で、アッケラカンとした印象がしました。
まだ19歳、これから学問が必要と気が付けば、本気になって勉強に
取り組む事と思います。

又、次に話をした時にはどんな話題が出てくるのか?興味が出て来ました。



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