まだ琥珀が自由に日本へ輸入されていなかった頃のネックレスです。
仕事の関係で旧ソ連邦へ出かけた父親が現地で購入した「琥珀」の
ネックレスは年月も経ち少々傷んだ部分も見つかりました。
貰った当時は綺麗な黄色をしていましたが、現在は茶色い色に変化を
して来ました。
どれ程の価値があるのか?現在では幾らでも立派な物を販売しています。
私が父親から貰った頃は「琥珀」の事を知っている人は少なかったです。








今回このネックレスが大分傷んでいる事が判り、解体して球を磨き直し
傷んだ箇所を新しく取り替えて貰う様に、信用出来るデパートに出店中の
業者さんに頼みました。
豪華な商品が幾らも販売されている中、私のネックレスは極めて
シンプルです。
修理に一ヶ月程掛かるとの事でしたので、料金を支払い自宅に
送り返して貰う約束をしました。

このネックレスを見る度に、私は父親の愛情を感じています。
多分妹達も同じ年月が経過しているので、何処かは傷んでいる
筈です。
修理が終わるのを楽しみにしています。




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