親戚が顔を合わせるのは最近では殆どが誰かが亡くなった時。
夫は一人っ子で従兄弟達と兄弟のようにして付き合っていました。
何処かの家庭で何かが起きて、兄弟が仲たがいして親の葬儀にも
「駆けつけない」と言う従兄弟の家庭も有りました。
夫の従兄弟達、誰が幸せで、誰が幸せでないか?そんな事はこの
年齢に達すれば「どうでも良い事」の様に思われます。
唯、夫は一人っ子故に、淋しがり屋で有った事は確かです。







不幸の席でも、皆が顔を合わせる機会が有り、夫々が自分の
『体調の悪さ自慢??』の形で話が盛り上がります。
整形外科で「ヒアルロンサン」の注射をして貰っている話や
正座が一番辛くて『悲しい』話など体の不調に関する事は話題に
事欠きません。
「sumikoさん、何か注射でもして貰っているかい?」と質問です。
「私ね、自慢じゃないけれど足は何処も痛くないのよ〜」。
皆怪訝そうな顔をしますが、実際膝が痛いとか股関節が痛いとかの
症状が全く無い事を伝えます。
『私の方が若いのに、膝が痛くて痛くて堪らないのよ〜」と従姉妹。

一寸見た感じ、彼女は体重を落とせば多分痛みは軽くなると
思いましたが、私は黙って話を聞いていました。
足が痛くて歩けない、腰が痛くて歩けない。。。
皆、そんな事で苦しんでいます。
足が痛くて歩けないのは辛そうです。

夫の従兄弟の奥さんが体調不良で来れなかったので、気に掛かります。
皆が元気な時はほんの『一時』しかない事も実感しました。




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