昨日我が家へいらした知り合いの方が有りました。
彼一人で来宅した訳ではありません。
囲碁の会のメンバーの方です。
最近の私の動向は逐次お伝えして有りますので、何が有ったのか?
良くご存知の方です。
現役時代、東北にいらしてお仕事をなさった方なので
北海道の習慣について、私が驚いた事などをお話しました。







北海道は葬儀も婚礼も細かな事を伺ってみると
名古屋の「ど派手婚礼」は面白おかしく脚色されてTvドラマにも登場しています。
その事が原因で名古屋は「派手」と言う印象を与えてしまったのですが
どうして、どうして!!
北海道は驚くような大盤振る舞いをする事が常識となっていると聞き
改めて驚きました。

開拓地時代からの「助け合い」の精神が根底にあるとも聞きました。
又火葬場では最後の最後のお別れをして控え室に移動し暫くの間
待つ事になります。
控え室には、またお通夜のよりは簡素でしたが、昼食のお弁当や
ビールお酒ジュースなどが沢山用意されていました。
その中で不思議に感じたのは
一升瓶のお酒が置いてある事でした。
こんな控え室に「何故一緒瓶のお酒?」と本当に不思議に思いました。

それは、亡くなった人とはこの後に最後の「一生の別れが」待っています。
それで、一生の別れ→一升瓶のお酒だったのです。
一生と一升をかけた「洒落」なのでした。
こんな事も初めての経験で、居合わせた人全員で
一生の別れの一升のお酒を少しずつ全員で分け合って頂きました。

所変われば〜の私にとっては珍しい習慣を体験した日でした。