昨日も私は所用が有り街中へ出かけました。
最寄の地下鉄駅で、昔私が通っていた「フィットネスクラブ」の人と
出会いました。
彼はフィットネスクラブで頑張って,色々健康に関する事に関心を持ち
遂に熱心な練習と勉強の成果を得て
自分で自分が理想とする「健康の為の治療院」を開設しました。
人に何かを教える事も困難ですが、増して人様の痛みや苦しみを
軽減する為の「治療院」経営は只管努力の積み重ねが必要でした。







体力も気力も充分でなければ、人様の健康増進に繋げる事は
困難でしょう。
自宅へは何度も「地両院・開設」のお知らせが送られて来ました。
私は自宅の近くでは有りましたが、友達としては付き合いますが
彼を「先生」として信頼して治療や健康相談に乗って貰う気持ちは
有りませんでした。
冷たいようですが、彼の技量は良く判っています。
それで私は敢えて行きませんでした。

その彼と久し振りに会いました。
偶然の事でしたが、驚いた事に彼は身障者用の「押し車」を
使用していました。
「どうしたの?」と私は聞きました。
『猛烈に足が痛くなっちゃって、これが無いと歩けなくなっちゃった!!』と
苦笑いをしながら答えます。
人様の健康の為に開設した治療院はどうしたのかな?と一瞬お思いました。
でも聞かずに別れました。

人は健康志向で猛烈に頑張って来ても、何かの切欠で
足が痛くなるのですね〜。
これでは人様の治療どころでは有りません。
「じゃぁ〜、又ねお大事に!!」と言って別れました。
明日は「我が身か?!」としみじみ思いました。