私の住む地域へ郵便の配達に来ていた人は長年に亘り同じ人が
担当をしていました。
2〜3年前には、何故か?私の家に全く違う場所の家の配達物が何度も
届き閉口した記憶がありました。
そのおじさんは、見るからに一寸『お年かな?」と感じる風貌でした。
何度も違う家の郵便が届き、その度に配達元の郵便局に連絡をして
宛名通りの所へ配達をして貰うよう頼みました。



2013-06-04 044-b-6



今思えば、あれは何でだったのだろう?と、思います。
『誤配』を繰り返していました。
あの年の配達員なら、既にベテランの域に達していなくては・・・と
感じていましたが配達員も人の子。
間違える度に配達物を回収して、正しい所へ配達をしていました。
一寸あの配達員の顔を見かけないようになりましたので、今度の配達員に
尋ねた所「定年退職」をしたのだそうでうす。

今度は20歳代初めの若い男性に交代しました。
前のベテラン配達員はどちらかと言えば「無愛想」な男性でした。
配達に来て顔を合わせても笑顔で話した事は一度も有りませんでした。
20歳代初めの若い配達員は、とても明るい声で挨拶をして郵便物を
手渡して行きます。
とても感じの良いキャラクターです。

最近この若い男性の配達員と交代した事を知り、今後は誤配も
無いだろうと思いました。
やはり、加齢と共にちょこちょことした誤配を繰り替えしていましたが
彼が来なくなって暫くの間気がつかずにいました。
誰もが迎える定年退職、きっと彼も配達しなくなり淋しい思いを
しているに違い有りません。




469b0de8.gif