もの心ついた頃から富士山の話は良く聞いていました。
おぼろげながら記憶している初めて見た富士山は、母親の姉の
嫁ぎ先の義父が亡くなり静岡まで列車に乗り行った時の事でした。
まだ幼かった私は汽車の窓から見える富士山をボンヤリと眺めていた
様な記憶があります。
まだその頃はSLの時代で静岡まで葬儀に行く事も大変な時代でした。


昨年偶然にも航空機から撮影出来た富士山です。↓↓
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年齢が重なる毎に富士山への関心も出て来ましたが、実際には
自分が頂上まで登る事は考えても居ませんでした。
夏になると、富士山への登山者が急増します。
若い時に出かけて置けば良かったと、今は大変心残りに思っています。
昨日、2013年6月22日「富士山」は世界遺産として登録される事に
決定しました。

日本人でなくては理解できない「三保の松原」も世界遺産に登録と
言う事になりました。
全体の景観を重視した結果と言う事です。
当初は、中々三保の松原が世界遺産として、その真価が評価され難く
残念に思っていました。
世界遺産の一部としては三保の松原は認めないと言う方向性でした。
然し、三保の松原をも含めた景観の素晴らしさが
認められ、とうとう世界遺産の仲間入りをする事が出来ました。

諦めていた三保の松原の関係者は大変な喜び方です。
私も夕方の世界遺産に決定のニュースを聞き、同じく三保の松原の事も
知りました。
今後は外国からの観光客も増える可能性は大きいです。
三保の松原・富士山どちらも総合的に考えて景観の保全に努めなくては
ならないと感じました。

富士山一体には夥しいゴミが投棄され情け無い思いをしていました。
誰も見ていなければ「不法投棄」も平気な精神を矯正しなくては
なりません。




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