これまで名古屋市内でも行かない所は殆ど無いと持っていました。
然し、自宅から緑区までは実に遠く感じました。
「絞り」で有名な、緑区有松の「絞り会館」に初めて出かけました。
名古屋市営の地下鉄も通っていなくて、名鉄の普通電車で「鳴海」で
乗り換え、有松で下車です。
名前だけは知っていた「有松」ですが、遠く感じました。


襖絵の絵柄は、絞りの技術がふんだんに使われ、有松でなくては
見られない珍しい襖絵です。↓↓↓

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有松・鳴海方面は名古屋市「緑区」となって、まだ日が浅いです。
絞り会館では名古屋城の襖絵が展示されていて、描かれた図柄は
「絞り」の技術を駆使した珍しいものでした。

図柄のクローズアップです。良く出来ていると感じました。↓↓↓
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図柄のクローズアップも撮影して来ました。
絞りの歴史を紐解けば、今から400年ほど前「江戸時代」の初め
徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない慶長13年(1608)に、
絞開祖・竹田庄九郎によって誕生しました。
絞りは全てが手仕事で生み出されます。
明治・大正頃までは「木綿」の生地を絞る浴衣などが主流でしたが
昭和になり絞りの生地も「絹物」に変わり、より豪華で美しい
女性の衣服として人気が有りました。

本格的な成人式などで着る「振袖」は我々の生活レベルでは
手にする事は出来ません。
名古屋市内で有りながら、これまで「有松」と言う所の事を全く
知らなかったのは、一寸不勉強でした。
絞りの和服は手に負えなくても、夏用のTシャツ等も販売しています。
街の事も判った事ですし、又出かけても良いかな?と
思っています。





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