新しい発想で私は驚きました。
余りGWに入ってから歩いていないので雨の中街中へ出ました。
何も買う予定は無く「唯、見て歩くだけ」の外出でしたが意外な
商品を初めて見て驚きました。
元々「有松絞り」は女性の和服の反物を生地を巧みな技でタコ糸を
使い「絞り上げ」色々な柄の浴衣などを仕上げたのが始まりです。
元は「木綿」の素材。
現在では高級な絹の生地を使い高級品を造っています。
私達は当然「布」しか絞れないと思って居ました。



これは、絞りの浴衣の反物ですが、革を絞る事は
技術的に難しそう。↓↓↓

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所が私が見かけて驚いた絞りは不可能と思われる
「革」を絞り上げ婦人用のバッグや財布その他小物などを沢山作り
展示していました。
布を絞る事しか知らなかった私は、本当に驚き今の若いクリエーターの
豊かな発想に目を見張りました。

聞けば婦人用のバッグには牛革を使っていました。
布と違い固さや革のボリュームを考えれば布を絞る要領では出来ず
当然和服の様な繊細な柄は出来ません。
然し、革を「絞る」と言う発想は若いファッションクリエーターでなくては
思いつかない「物つくり」であったかと思いました。

ブランドのバッグも良いけれど、日本発の「絞りの革バッグ」も中々
良いじゃぁ有りませんか!!
今は幸いにして海外では異常な程の「日本文化ブーム」です。
布の絞りはありきたり、革の絞りのバッグはとても斬新かと感じました。
和服を着る人が少なくなった今、革で作ったバッグや財布は素敵です。

有名ブランドのバッグも良いですが「オンリーワン」の物を探し出す
事も楽しいですよ〜。
革を絞る!!

日本発「絞りの革バッグ」世界に発信出来ると良いですね。





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