昨日の午前中有る女性の声で電話が有りました。
名前を言われても私は全く判らず「何方様でしょうか?」等と聞き返し
相手の女性が「****教室」でご一緒の・・・、と説明を始めました。
「あぁ〜、判りました大変失礼を致しまして・・・」と漸く電話の相手が
判りました。
顔は何年も前から知っていましたが、名前も何処にお住まいかも?
全く知りませんでした。
一人の優秀な先生を頼って皆さん集まって来ますがお互い自己紹介を
する訳でもなく「判らない所をお聞きして」教えて頂くだけの教室です。




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彼女はかなり遠方から出て来ますが、教室の日程が変更になり
随分困っていました。
幾つかのpボランティアのグループに所属していて高齢者の色んな話を
聞く「傾聴かかり」みたいな事をしています。
日程が変更になり困った挙句私の所に電話をして来たのです。

彼女は母親の長年の介護を通して高齢者の話の「聞き役」になろうと
母親の介護が終わってからこの道に入ったと言います。
人の話を「良く聞く」優しい感じの女性です。
毎月僅か「2時間」程しかお目に掛かりませんし、時間帯が違えば会う
事も出来ません。

何方とも個人的にはお話をした事は有りませんでしたが彼女とは
地下鉄の路線が途中まで一緒なので帰り際に電車の中での会話です。
私の所に電話が有ったのは、昔私が自分で作った拙い「名刺」を
渡した事が有りました。
彼女はその名刺から電話を掛けて来たのだと判りました。

夕方パソコン開いたら、彼女から「先生とお話しできました」と言った
内容のメールが届いていました。
ボランティア活動もグループ単位で行動すると勝手に一人だけ
抜ける事も出来ず大変です。
「世の為、人の為」になる事を実行する事は大変立派です。





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