今年は先の戦争「太平洋戦争」終結から70年の年に当たります。
そして1945年8月6日は、人類史上最も残虐な「原子爆弾」が広島に
投下されて「70年」と言う節目の年に当たります。
朝から原爆投下の時刻に合わせて「記念式典」が行われました。
世界で唯一「原子爆弾」の被爆体験をした日本です。
広島に住む人達の惨状はこれまでの所「本当に知らなくてはならない」部分が
隠されていた事に70年経過した今日少しずつ明らかにされ衝撃を受けました。
何の罪も無い人達が無差別に殺傷された事に改めて憤りを感じます。




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今年、被爆体験者の人達の平均年齢が「80歳」を越えた事に70年と言う
年月の重さを感じます。
被爆者へ謂れのない偏見が苦しみを増幅させていた事も理解しました。
こんな惨状を投下した国は「正当化」しようとして来ましたが70年経過した今
「原爆投下」は「正当では無かった」と言う米国の若者達の意見も存在します。

米国の若者達、太平洋戦争の事を全く知らない年代の人達が冷静に考え
「原爆投下の正当性」を「否定」してくれた事に一縷の希望の灯りを感じます。

奇しくも「広島」での原爆投下70年の式典の後
高校野球の開幕の日を迎えていました。
高校野球開始から「100年」の節目の年ですが実際に開催されたのは
「97回」です。
3年間の空白が有りますが、それは「太平洋戦争の間只中」で已む無く
3回の大会は開催されていません。

ここにも「戦争の影」を強く感じない訳には行きませんが、幾多の
困難を乗り越え開催から「100年」と言う記念すべき年になりました。
甲子園へ来れた選手達、今こそ野球の出来る「幸せ」を感じて
欲しいと思います。
次の「100年」に繋ぐ為に誇りを持って全身全霊でプレイして欲しいです。





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