先日訪れた「ブルーボネットの海側の所に花のアーチが
作られていてそこに「鐘が」吊るされています。
だれが鐘を鳴らしても良い訳です。
実は友達とその金を眺めながら
「私達も慣らしてみようよ〜」と言う事になり鳴らしてみました。
二人ともまだ人生真っ最中で「鐘を」鳴らす意味が曖昧でした。
でも彼女は躊躇することなく金を鳴らしていいました。
「今日私が有るのはお父さんのお蔭、感謝してますよ〜」と
とても素直な事を独り言の様に言いました。




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彼女はとても明るく何処かの裕福な家庭の奥様にしか見えません。
でも彼女には「家の中に閉じ篭る」癖が有り「孤独であった」と述懐します。
シニアの生活になって以来、趣味としてカメラを始めとても家の中に
閉じ篭っていた人とは思えない「元気度」が見受けられます。
きっと二人で外へ出る機会を作って下さったご主人に感謝の気持ちを
伝えたかったのでしょう。

「じゃぁ、sumikoさんも鳴らして〜」と言われ同じ様に鳴らしました。
私も同じように今の生活への感謝を込め「か〜〜ん」と一回だけ
鳴らしました。
二人ともこれまでの「感謝」の気持ちを鐘の音に託した訳です。
その後若いカップルがこの場所にやってきて鐘を鳴らして居ました。

彼等はこれから山坂多い人生を歩む人達です。
私達の様に「過去形」では有りません。
これからずっと末永く幸せになって欲しいと後ろ姿を眺めて
思いました。
「感謝の気持ち」を込めて鳴らした私達シニアのおばさんも
「幸せだったから」心から「感謝の」気持ちで鐘を鳴らしたのでしょう。

豪華な花のアーチにつけられた「鐘」は色んな世代の人が鳴らして
行きます。
究極的には自分の脚で「ブルーボネット」まで来れる事が最高の
「幸せ」と思えて来ました。
矢張り鐘を鳴らす事は全て「幸せ」に繋がっているのでしょうね。。。

自然のお庭を散策し花の撮影に没頭し、気がつけば自分達も
「鐘を」鳴らしていた。
まぁ〜、何てのんびりな「おばさま」達なんでしょう。
これが本物の「幸せ」かな?と感じました。
人生も色々、幸せの形も色々ですね〜。





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