昨年9月頃2020年開催の「東京オリンピック」の
エンブレムが発表されました。
オリンピック開催地らしいイメージかな?と決定した作品を見ていました。
これでオリンピックも準備が一つずつ前進するのかなぁ、と一息。
所が発表されて一ヶ月程でそのエンブレムは「盗作疑惑」か?と
海外から指摘され一旦公表した作品を白紙撤回しました。
デザインの世界商標登録などで何かと、誰かの作品と重なると
駄目なんですね。
決定のデザイナーは若手の気鋭の男性。
まさか、調べれば彼が色々似た様なコピー作品を世に送り出している人とは
知りませんでした。




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選考の過程も不透明と言う不評を買い、次に新しいエンブレムを
選考する為には「透明性」「国民参加」を重視しての再出発。
7か月の時間を掛けて昨日4月25日午後「新・エンブレム」発表と
なりました。
事前に選考委員や多数の意見を聞き、最終「4点」の作品が公開
されておりました。
この4点の作品から「1点」が選ばれることになりました。

透明性を重視した事や多数の国民の意見を聞き取った事は良かったと
感じました。
事前に公開された「4点」の作品どれも夫々優れたデザインでした。
以前のエンブレムの件も有り選考には慎重な調査が行われたと
聞きましたが、決定して良かったです。
東京在住の「野老(ところ)朝雄氏の作品
「組市松紋」に決定しました。
この市松紋、日本の伝統的な文様で3個の形の違う市松模様の
組み合わせで「繋がって」行きます。

これまでのオリンピックのエンブレムの概念を打ち破る「すっきり」とした
また「日本らしさを強調」する誰も真似の出来ない作品と思いました。
ゴタゴタ続きの東京オリンピックの準備段階、先ず懸案の
エンブレムの決定は明るいニュースです。
カラフルでは無いと仰る方も有るでしょうが、以前の他国の大会の
エンブレムに似た感じの物も有りました。
やはり「組市松紋」が選ばれるべくして「選ばれた」と思って居ます。
まだまだ難問は残っています。

肝心のオリンピックスタジャムのデザインは決定しても
「聖火台」を何処にするのか?決まっていません。
こんなことしていて2020年に間に合うのかな?
「東京」に決定したときの歓喜は何処へやら・・・。
難問山積!!
この先どの様にして難問を解決して行くのか?注目しています。
借金王国日本で、果たして2度目の「東京・オリンピック」招致を
するべきであったのか?一寸考えてしまいます。






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