花を通して顔見知りになったご夫妻があります。
所用で出かけた先で、時間が空くとその辺を散策、花などを
カメラで撮っていました。
「ご免下さいませ〜」と玄関から畏まってご挨拶をした訳でもなく
何となく顔見知りになり、名前も名乗らず「顔パス」で
花等を撮らせて貰っています。

畑でごそごそとやっていると、犬が吠え出します。
するとそのお宅のご主人が出て来られて
「やぁ〜、貴女でしたか・・・」とニコニコと迎えて下さいます。
一しきり花の話をお聞きして、何時も無断で撮っている非礼を
お詫びすると「いやいや、そんなご心配は要りません、何時でも
撮って行って下さい」と仰います。

この大薊(ご主人はそのように呼んでいました)も5月ごろから
蕾が膨らんで楽しみにしていました。
朝鮮薊とも呼ぶようですが、アーティーチョークとも言っています。
地中海沿岸が原産らしいのですが、この大きな背丈の薊には
ちゃんと「咲く」時期があるようです。
夏至の頃にならないと開花しないみたいです。
開花直前の多肉質の蕾部分を「ゆでると」食用になる事から
野菜として栽培されて来たようです。
日本には1860年代に渡来したとの事です。







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