元旦は何処へも出かけません。
その理由として、私の父親の祥月命日に当るからです。
もう何年か経過していますが、元旦はめでたくもあり又
悲しくもありで、気持ちが揺らぎます。
大晦日から元旦に掛けては今回は格別な思いで過ごしました。

昨年夫と出掛けた中欧旅行。
「行けた事に」大変満足をしていた夫でした。
旅行中にコンサートへも行き、本場のオーケストラの
演奏も聴くことが出来、私は行きたくても『行けなかった』
父親の事が過ぎり、コンサートの最中に胸が熱くなりました。

今は現地へ行かなくても、衛星中継で
臨場感溢れる現地のコンサートの模様を伝ええ貰えます。
本当の事を言えば、私達も「樂友協会・大ホール」で
ニューイエアーコンサート聞くのが夢でした。
それは、叶いませんでした。

元旦の夜はこのウィーンからのニュ−イエアーコンサートを
楽しみました。
旅行中はシーズンオフで樂友協会は、冬の音楽シーズンに向けて
改修工事中でした。

毎年、ウィーンフィルのニューイエアーコンサートを
指揮する指揮者は時々変わりますが今年はコンサート開始から
69年になり、数えて14人目の指揮者の登場だそうです。
今年は「ダニエル バユンボイム氏」イスラエル国籍の人です。
ウィーンフィルと初共演してから20年経過し漸くニューイエアー
コンサートの指揮をする事になったのだそうです。
彼は、ピアノ演奏者として活躍しました。
17年に亘り、ベルリン国立歌劇場の音楽監督も務めた才能に
溢れる人です。

コンサートは例年より若干時間的に短く感じましたが
ウィーンの空気が直接伝わり、感動しました。
番組の中で、出てきたホールの写真は、実際には樂友協会ではなく
私達が聞いた小ホールが出てきていた事に、驚きました。
懐かしかったです。。。


cc







コンサートの模様は、録画をして有りますので
また時間が有る時に見る事が出来ます。


sumiko-koti