クリスマスリース、届いたと妹に電話しました。
電話して初めて判ったのですが、このリースの材料は
私達の父親が使っていたネクタイを解きリースにした事が
判りました。
役所勤めをしていた父は、人と会う機会も多くかなりの
お洒落でした。
私はネクタイのこと等忘れていましたが、実家の母親が
「捨てる・・・」と言い出したので、貰ってきていたとの事です。
きっと沢山のネクタイだったのでしょう。
他の兄弟にも同じ様に作って送り届けたと言っていました。
兄弟が夫々、父親の使ったものでクリスマスリースが手元に来て
きっと、若かった父親の事を、夫々の感慨を以って
受け取っていると思います。
いくつになっても、父親の事は忘れる事は出来ません。

このクリスマスリース、一寸地味目ですが、そういえば
父親はシックな色柄が好きな人でした。

22センチ四方の箱の中に収められていました。
中央には缶入りの洋菓子が飾ってあり、中々のアイデアだと
感心しました。

この洋菓子は抜き取って飾ります。
今年は妹夫妻には夫の事で色々世話を掛けました。
夫は一人っ子なので、自然に私の兄弟に頼る事に
なってしまいます。早速夫にもリースを見てもらいます。
孤独死をする人の話を新聞などで良く見かけますが
大勢の人に看取られて旅立てた夫は恵まれた
環境下で有ったと感じています。


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飾ってみると↑ の様な感じのクリスマスリースです。

捨てられる運命だった父親のネクタイが、クリスマスリースとして
甦りました。兄弟が夫々このリースを飾る事に
なりますが、懐かしさがこみ上げてきます。

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クリスマスに因んで、一寸淡い感じのポインセチア
貼り付けます。


sumiko-koti