6月の7日頃の事でした、インターフォンが鳴りました。
その時は「隣の組の山田ですが・・・」と男性の声がします。
慌てて玄関へ行きました。
或る回覧板を私の所からその「山田さん」へ回す事になっています。
暫くと言うか、学生の頃の姿しか記憶になかった私は落ち着いた
男性にられてからは初めて言葉を交わしました。




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「山田です、何時もお世話様になっており有難うございます」と丁寧な
挨拶を始めました。
用件は「6月9日から10日程、不在なので次のお宅に届けて下さい」との
伝言をしに来たのです。
私は何処かへ「お出掛けですか?」と言う個人的な理由は聞かず
「不在になる事」を了解して「文言」を書いた用紙を受け取りました。

多分遠方への旅行にでも行かれたのかな?と思いましたがご本人が
何も仰らないので私は「不在」である事だけを了解した訳です。
思い出して「そうだ、もう言われた日にちは過ぎているなぁ〜」と思い
受け取った「文言」を書いた用紙を破棄しました。
その男性のお父さんは、とても温厚で良く人の為に親切になさった方です。
町内の仕事も快く引き受け信頼も厚い方でした。

そんな方の息子さんですからやはりお父さんの躾を引き継いだのか
きちんとした行動をなさいます。
何時の間にか知らない間に何処の家も「世代交代」が有るのです。
学校へ通学している頃は男子は「照れくささ」が有ってか?中々
近所の人にも愛想良くしません。
我が家の息子達も同じような事で過ごしてきたでしょうが、今は無愛想で
通り過ぎる訳には行きません。

或る年齢に達すれば自然に時の挨拶も出来る様になるのでしょうね。
「不在」になる事ちゃんと連絡してメモまで用意はお父さん譲りの
几帳面な様子が窺われました。
無事に帰宅されたかな?





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