度々の事ですが私の所にユニセフとか国境なき医師団とかその他からの
支援要請の手紙が届きます。
今年は3月の東日本大震災が発生して何度も義捐金を拠出しています。
わが国で起きた災害に対しては、同じ国民の一人として放置する訳には
行きませんでした。
もう発生から今月11日で7ヶ月が来ようとしています。
干ばつで苦しむアフリカのソマリアの実情は理解していますが
余りにも多い支援要請に私も自分の事情もあり、取捨選択をしなくては
なりません。



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考えてみればその様な国に生まれた子供達は気の毒です。
干ばつが続けば食料の自給は期待出来ません。
過去60年間の間で最悪の干ばつに見舞われているとユニセフは
訴えています。
幾ら日本が敗戦により食料難であった時代でも子供「二人に一人」が
重度の栄養不足であったとは記憶していません。
それで既に栄養不足から命を落とした子供の数は数万人に上るとも
言われています。



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例え他所の国の出来事言えども、授かった命は生き永らえなくては
生まれてきた意味が見つかりません。
私は決して豊かな暮らし向きではありませんが何とか食料も過不足無く
与えられています。
そんな事を考える時、元気な筈の子供が栄養不足で「ぐったり」している姿は
耐えられない気持ちに駆られます。

ある程度の年齢に達したら、人に「施す」事を心がけたいと思っている
私です。その様に有りたいと願ってはおります。
人様から見れば「微々たる」事しか出来ませんが国境を越えて私の
善意を届けたいと考えています。
世界の国の中にはこうした自然現象の中苦しい生活を強いられる
人達が多い事を思う時、胸が痛みます。



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