私達はキリスト教徒では有りませんが、最近は年中行事の
中にバレンタインデーと同じ感覚でハロウイーンも入れています。
万世節の前夜祭として、アメリカでは10月31日の夜に盛んに
行われます。
魔女に扮したりカボチャの中身をくり抜いたjack-o'lantern
を作ります。
”Trick or treat" お菓子を呉れないと悪戯するよ〜と
云って、子供達は近所の知り合いの家からお菓子を
貰います。
ハロウイーンと言えば、私達の心の奥には悲しい思い出が
甦ります。
1992年、今から14年前名古屋市の高校一年生
服部 剛丈君、当時16歳が米国ルイジアナ州
バトンルージュに交換留学生として或る家庭に
ホームステーしていました。
ハローインの夜ホームステー先の少年と近所の家を
訪問したつもりが、実は番地を間違え知り合いの家では無い
家の敷地内に入ってしまいました。
不審者と間違えられ射殺されると云う悲劇が発生しました。
不審者が侵入したと思った家の主は
「freeze!」と発しています。
若しこの言葉がどんな意味を持つのか判って、その様に
していたら、服部君は今も元気に生きてたかも知れません。
風土や文化、習慣の相違を理解し尚もう少しだけ、言葉に慣れていたら、と今以って残念に思います。
10月最後の日でもチェリーセージは未だ元気でした。
今日も日中は、暑い程の天気でした。
06-10-31