fdf01ff7.jpg私が住んでいる所から実家の墓は近いです。
実家の墓参りは丁度一年ぶりでした。

昔のご先祖様はかなりの強権で、遺言で
「同じ宗派の寺は、地が低くて水が出るので
埋めるなら、あちらのお寺へ・・・」との事で
同じ郷中に有る違う宗派のお寺に埋葬したとの事です。

昔は、埋葬でしたから、ジメジメした土地へ埋葬される事が
厭だったのでしょう。ほんの、眼と鼻の先しか違わない
場所なのですが、今の墓は確かに地が高いです。

平成12年に本堂を改修工事して、大変立派になりました。
旧本堂の鬼瓦が展示してありました。立派な鬼瓦です。
屋根の葺き替え工事を大正時代に行っています。そんな時は
お寺にお世話になっている人達が勤労奉仕をしたとの話も
聞いています。

昔は宗派が違っても受け入れて、今ではとても考えられない
穏やかさが有りましたね。そんな訳で、実家が法要を営むと
違った宗派の住職を同時に呼んで読経をして貰っていました。
摩訶不思議な光景でしたが・・・。
時代も変われば代替わりも有ります、色々変化が有りますね。