93cdb7e3.jpg最近では体に障害のある人も、色んな形の車椅子が
開発されて一人で外出も可能な時代となりました。
先ず駅の改札へ行くまでの「エレベーター」が決め手と
なります。駅では、障害者が到着して「何処へ」行くのか
確認をして係りの職員が付き添いプラットホームへ
行きますがこの時もエレベーターが重要な役割をします。

障害者を迎える時も、送り出す時にも必ず必要なのが
安全に乗降する為の「板」です。地下鉄が到着する前に
職員はその「板」を持って障害者の乗車している
車両の前で待機します。地下鉄の床とプラットホームの
段差は10cm程は有りそうです。この段差が有る為に
車椅子の人達は苦労をしています。本当の意味での
バリアフリーにならないものかと考えてしまいます。

地下鉄の全部の駅にエレベーターが設置されている訳では
ありません。それも又苦労の種ですが出来るだけ多くの
駅で障害者の為の施設の充実を望みたいと思いました。
障害者への作業中、係員は
「お先に、よろしくお願いします」
と私達に声を掛けていました。
お互いが気分良く地下鉄の利用をしたいものです。
「お先に、よろしく・・・」の声を掛けた
その小さな行為が
潤滑油の役割をするのです。お互い様ですね〜〜。

写真は待機する職員と柱に立て掛けてある障害者用の「いた」です。