敬語は知らず知らずの間に遣っている事もあります。
私達はTVのキャスターや芸能人の様に公共の場で話をする
事は有りません。
精々近所の人、友人、その家族位のものです。
近所の人とはザックバランな会話の内容で、敬語や謙譲語は
遣う様な事は先ず有りません。
以前、少し遠くの知り合いの方に電話をしなければ
ならない用が有りました。
その家は、母親、長男夫婦と次男が同居中でした。
長男の妻が良く電話に出ますが、こちらが名乗る前に
「はい、誰ですか〜」と、云います。
私は出鼻を挫かれた感じがしてしまいますが、これが
普通なのでしょうか。それで、
「お母様に用が有りますので〜」と、こちらの意図を告げると、必ず
「どんな用ですか、私が聞きます〜」と云います。
私にとってはそれが一番困る事なので
「お母様は何時頃、お戻りになりますか〜」と聞きました。
間髪を入れず
「お母様は只今、ご旅行に行っていらっしゃいます、お帰りになられましたら、
sumikoさんから電話が有った事
云って置きます」〜@@と。
何で又そんな言葉になるのでしょうね。
変な言葉遣いと思われませんか。
同じ家に住む家族については、いくら大切な夫の母親でも
第三者の私には「敬語」は必要無いと思いました。
今の若い人は尊敬語も謙譲語も区別が出来ず、単に変な所を
丁重に話せば良いと思っている節があります。
最近某新聞を読んでいると敬語を余り使わない様に
している事に気がつきました。
例えば 〜〜からお帰りになられた →使いません
〜〜から、帰ってきた →使います。
最近の最も多い言葉遣いの中で
〜〜してくれた→有名人も平気で遣ってますよ。
〜〜して下さいました
〜〜して頂きました →これは、遣われませんね。
例外なく皇室の方々に対しても同じ論調ですから
こればかりは、如何なものかと思います。
最近の傾向として、マスコミは敬語を極力省略しています。何処で効果的に使うのでしょうね。
舗道に咲き乱れるアベリアは一寸良い香りがします。
香りに誘われて、暫く鑑賞していました。
複雑な言い方をする人ですね。
時々、私も敬語の使い方の難しさを感じます。
すみこさん、こういう人と会話するのは
難しい気がします。多分戸惑ったのではないですか・・・。
家族の事については、敬語は使う必要は
感じないです。
むしろ、このお嫁さんの、丁寧さが滑稽で
なんともいえない雰囲気ですね。
長男の妻だから、お嫁さんで良いですよね。