d2461768.jpg今日は留守番

主人の学生時代からの親友との付き合いは半世紀以上です。
企業に勤務した人、教育者の道を選んだ人、職種は
色々でした。
親友となった切欠は、学食での昼休みに一人の同級生と
将棋の手合わせをして頂いた事から始まりました。
その後、友達は自然に増え放課後は雀卓を囲む機会も出来て
似た物同士なのかいつの間にか6人の人が固い友情で
結ばれていました。

主人達の学校は工科系の学校なので実験、実習が多く
6人の内4人は同じ講座だったそうです。
戦後の苦しい時代で奨学資金や授業料免除制度を活用した
真面目な学生だった様です。
就職も大変な時期でしたが、幸い教授のお骨折りも有り
一名を覗いて、それなりに認められた企業へ就職出来ました。
一名の方は、高等学校の教諭として活動、最後は県立高校の
校長として職務を全うされました。

民間企業に勤務した人達も夫々重要なポストに就き退職の
時には責任ある地位であった事は言う迄もありません。
ご推察の通り、かなりの年齢と思われそうですが、実は
そのとおりなのです。
今日まで、年2回の集まりは毎年続いています。
しかし、残念な事に校長先生は一足先に旅立たれました。
もう一人は、脳梗塞で現在治療中です。
それなりに、年なりに悪い所は有りますが、生きている事の
喜びを噛みしめて出席をしております。

最低4人居ないと雀卓は囲めませんからね〜。
勿論ボケは全くありません、マージャンの計算は正確に
出来るそうです(ちょっと、怪しいかぁ??)
私との生活よりも友達との付き合いが長い主人です。
戦中、戦後の苦難の時代を乗り越えて来た人達です。
今では、長く続く友情に支えられ、こんな幸せな人生を
送れる人は珍しいと感じています。