当地の報道では昨日写真の「観覧車」が有形文化財に指定されたと
云っていました。
ご覧の様に小さな観覧車ですが、この観覧車が何故有形文化財かと
云えば、それは日本で最も古い観覧車となったからだそうです。
名古屋栄の三越屋上に設置して有ります。
今は三越と名前が変りましたが,前身は「オリエンタル中村百貨店」と
云いました。
もっと遡れば、広小路通り本町で「中村呉服店」として店舗を
構えていました。
観覧車は現在の三越の屋上に設置された当時はお客が絶え間が有りませんでした。
たった、4分の空中散歩に夢中になりました。
時代が変り栄周辺にも高層ビルが出来て観覧車から市内を
一望する事は不可能になって来ました。
皆の夢と希望を乗せて回り続けた三越の観覧車も今は営業を
中止しています。
私達も観覧車が有る屋上へはもう行くような事は無くなりました。
屋上の遊園地に設置された観覧車が「有形文化財」に指定されるとは
感慨深いものがあります。
今は所々鉄サビがでていますが、日本最古の観覧車として
手入れをすれば、また動いてくれる日も来るかも知れません。
偶然2月24日に絵画展の帰途三越に立ち寄りました。
エレベーターの乗る場所を間違えて最上階の、屋上へ
行ってしまいました。
それで、この写真の出番となりました。
私もあの名前は覚えてます。
懐かしいですね。
観覧車、今見るととても小さいですが、当時は
立派に見えましたがねぇ。