自宅の近くに有る公的機関の宿舎が老朽化と共に
民間に土地が譲渡された模様です。
この宿舎は昭和42年頃の建設ですから、かなり痛んではいました。
宿舎には独身男性が結婚までの間過ごしていたようです。
場所的には大変便利な所なので、殆ど部屋は何時も
埋まっていたようです。

外周には一寸した植え込みがあり、季節の花が植えてありました。
毎年、この植え込みには「キバナコスモス」がさきました。
今は誰も管理者が居ない状態なので手入れは全くされていません。
キバナコスモスは夏の間元気に咲き乱れ、私の心を癒してくれました。
最近になって、ボーリング調査が始まりました。
愈々民間に渡った土地に何か他の用途の建物が建つ可能性が
出てきました。

キバナコスモスも今年が見納めかと思うと淋しい気分に
なって来ます。
この宿舎でパートで働いていた人達は皆近所の顔見知りの
人達でした。
彼女達も何処か他の所でパートに励んでいるかも知れません。
何が建つのだろう・・・。

高層ビルが建ったら嫌な事です。
ボーリング調査をしていると言う事は、地下何階かを
建設する事が決まっているんだろうか・・・。
静かな環境が変らない事を祈っています。

natunatu













今年で見納めとなるかも知れないキバナコスモス。
一寸薄い黄色のキバナコスモスが可憐に咲いていました。