自宅周辺でRC構造の5階、4階のL字型のビルが解体に入って
かれこれ、2ケ月になりました。
旧郵政省の宿舎で有ったのですが、郵政民営化で、民間の業者に
譲渡されました。
宿舎も老朽化してはいましたが、まだ使える様にも見受けられました。
昨年の11月中旬から始まった、宿舎の解体工事は周辺に色々波紋を
投げかけています。

kaitaikaitai












これは、昨年12月26日に撮らせて貰った写真です。
まだ、ビル5階の、一番高い所で作業員が仕事をしています。
外観の解体に入ったばかりの頃です。
昭和42〜3年頃の建築ですから、当然アスベストは使っています。
アスベストが飛散する事を一番警戒をしています。
絶えず、水道水を描けながら解体をしていますが、土埃は
凄いです。

kaitaikaitai





30tも有ると言う、大きなショベルカーはこの住宅街では
中々見る事は有りません。
力が有りそうな大きなショベルで、一度にすくう土砂は
どれ位なんだろう?と興味が湧いてきます。

kaitaikaitai





今壊しているビルを、新築する時も大変な思いをしましたが
また、今回の解体工事でも大変な思いをしています。
早朝からの作業で、騒音と振動に悩んでいます。
旧・郵政省が建築をした時は、当然『国』の物ですから
私達の税金を使っている訳です。
民営化されて、民間に譲渡されるのは仕方が無いとしても
この鉄筋のむき出しになった姿を見るにつけ
何ともいえない淋しさを感じます。