昨日は午前中は一寸所用で街へ出かけましたが
直ぐ戻りました。
パソコンに息子からメールが来ていました。
「午後そちらへ行きます、家の中片付けましょう!」と
書いて有りました。
重い腰を上げて、覚悟の片付けが始まります。
所が一本の電話で、片付けも吹っ飛んでしまいました。
夫が学生時代に教えて頂いた教授が、態々ご遠方から
参詣して下さるとの連絡が入りました。
夫が教えて頂いた教授ですから、お年は想像出来ました。
午後3時前にはそちらに「着きます」と言って
おられましたが、一向にその時間になっても
お出でになりません。
心配で、地下鉄の駅へ二度もお迎えに行きました。
方向が判らず、随分迷われたとの事でした。
その教授は、奥様と二人暮らしですが、奥様が寝たきり。
それで、全部家事と介護を引き受けて
奮闘なさっていらっしゃいます。
「家内に私の面倒を見てもらうつもりが、逆になってしまって」と
力なく話されます。
老人同士の、老老介護の典型ですよ〜、とさらりと言われます。
元、国立大学の教授が、今は老妻の介護を担い必死で家事を
こなさなくてはならない状態です。
古いと言われても、他人には家に入って貰いたくない、それが
本音でした。
そんな理由で、家事と介護に明け暮れる姿は、何とも痛々しく
これが日本の現実の社会だと実感しました。
旅立った人の事で悲しみや淋しさは急に癒える事はありません。
然し、生きて介護をする事の困難さは90歳を目前にした一人の
男性には過酷過ぎる状況です。
生きるも死ぬも地獄、とは言いますが、生きる為の辛さや
苦しみも筆舌に尽せないものがある様に思いました。
時節柄、クリスマスリース貼り付けました。
直ぐ戻りました。
パソコンに息子からメールが来ていました。
「午後そちらへ行きます、家の中片付けましょう!」と
書いて有りました。
重い腰を上げて、覚悟の片付けが始まります。
所が一本の電話で、片付けも吹っ飛んでしまいました。
夫が学生時代に教えて頂いた教授が、態々ご遠方から
参詣して下さるとの連絡が入りました。
夫が教えて頂いた教授ですから、お年は想像出来ました。
午後3時前にはそちらに「着きます」と言って
おられましたが、一向にその時間になっても
お出でになりません。
心配で、地下鉄の駅へ二度もお迎えに行きました。
方向が判らず、随分迷われたとの事でした。
その教授は、奥様と二人暮らしですが、奥様が寝たきり。
それで、全部家事と介護を引き受けて
奮闘なさっていらっしゃいます。
「家内に私の面倒を見てもらうつもりが、逆になってしまって」と
力なく話されます。
老人同士の、老老介護の典型ですよ〜、とさらりと言われます。
元、国立大学の教授が、今は老妻の介護を担い必死で家事を
こなさなくてはならない状態です。
古いと言われても、他人には家に入って貰いたくない、それが
本音でした。
そんな理由で、家事と介護に明け暮れる姿は、何とも痛々しく
これが日本の現実の社会だと実感しました。
旅立った人の事で悲しみや淋しさは急に癒える事はありません。
然し、生きて介護をする事の困難さは90歳を目前にした一人の
男性には過酷過ぎる状況です。
生きるも死ぬも地獄、とは言いますが、生きる為の辛さや
苦しみも筆舌に尽せないものがある様に思いました。
時節柄、クリスマスリース貼り付けました。
も後を絶ちませんね。何とかしないといけないが惚ける事や死ぬ事を何とかしろといっても何ともならない現実の問題です。みんなで考えていかなければならない問題の一つだと思っています。