本来は妹夫妻が出掛ける予定で購入してあった「松竹・大歌舞伎」の
チケットですが、予定が入り妹夫妻は行く事が出来なくなりました。
そこで、捨てるには「勿体無い!!」と考えた妹は、私にチケットを
譲って呉れました。
友達を誘い、行ってきました。


kabuki


私が使ったチケットです。もう一枚は友達が以って帰りました。↑↑↑
一度出掛けると、又出掛けたくなりますね。。。


名古屋市内の歌舞伎公演は、大抵の場合
「御園座(みそのざ)」での公演です。
今回の「松竹・大歌舞伎」は一宮市民会館で行われました。
国道22号線沿いにあり、駐車場も完備しています。
一宮市民会館は何時も横を通っていますが、入場したのは
今回が初めてです。
凡そ1500席以上は有るホールですが、一宮に歌舞伎が来るのは
珍しいとか・・・。


久し振りに日本の伝統芸術を鑑賞して、何百年もの昔から受け継がれた
独特の芸をしっかりと見せて貰いました。
長唄の地方連、常磐津の人達、この芸術を継承する事の難しさを
感じました。
歌舞伎は役者の技量も然ることながら、地方連の芸の継承も
総合的に行わなくてはなりません。
一宮市民会館は、沢山のご贔屓筋も集まり、大きな掛け声が
大向こうから掛かり、歌舞伎独特の華やいだ雰囲気になりました。

プログラムは
浦島

泥棒と若殿  山本周五郎作

身替り座禅  岡村 柿江作

この三つでした。

判りやすく、親しみの持てる演目に会場は大変和やかでした。
梨園に生まれた男子は、殆ど親の名跡を受け継ぎます。
フレッシュな演出で、少しでも「歌舞伎」の魅力を伝えたいと言う
意図も感じる事が出来ました。
日本の伝統文化に、もっと親しむべきと思った一日でした。



bana-