4月4日も快晴でした。
桜が咲く時期なのですが、余り暖かさを感じないのは何故でしょう?
私だけが「寒い」と感じているのかな?と思っていたら
やはり知り合いも「寒い」と言います。
伊達の薄着はしない方が良さそうです。
春なのに何故冷たい風が吹く??



5

















桜が咲いたとなれば、近場の名古屋城へ行かなくては!!
と、そんな事を思いつき行って来ました。
まだ満開の状態ではありませんので、人出も少ないです。
地下鉄駅からお城の東門は近いです。
何時も私は東門から入ります。
意外に冷たくて強い風が吹き出しています。



5

















まだお城全体に「満開」の時の様な華やかさはありません。
あと2〜3日経てば一層綺麗に咲き出す事でしょう。
帰り際、大寒桜を熱心に撮影している若い女性に会いました。
ずっと、ずっとシャッターの音が途切れない程の熱の入れ方です。
私はその様子を近くで見ていました。
う〜ん、なるほどね!!
立派なカメラ持って頑張っています。
私の方を見て話しかけて来ました。

日本語の発音が「聞き取り難い」ので、改めて何度も
聞き直しました。
訳がわかりました。
彼女は台湾から知り合いの「お見舞い」に来日していたのです。
聞けばその患者さんは、4月の終わりまでの余命だそうです。
彼女は「お見舞い」の事を
「見合いに来た」と何度も言いました。
私は怪訝な気持ちで
「結婚の為のお見合いですか?」と聞き直しました・
今度は彼女が意味が判らず
「見合いと、お見舞いと意味は一緒でしょ?」と言います。

その違いを少しかいつまんで説明しました。
彼女は紙を取り出して、メモをしていました。
彼女の発音と意味の取り違えは外国人には良くある事でしょう。
彼女は熱心に意味の違いを解ろうとしていました。
3泊名古屋でして、お見舞いを済ませ、すぐ「京都」の桜を
撮影し、名古屋城の桜を撮影中の所でした。
若いだけあって、体力も気力も充実しています。
次は帰国するまでに,もう一ヶ所何処か桜の綺麗な場所を
探して桜を撮影したい、と話しました。

カメラが取り持つ一つの「ご縁」ですね。



8893c0ab.gif