暑さ・寒さも彼岸までと、昔から言い伝えられています。
今年は6月に酷い暑さに見舞われ、何となく体内時計が狂った感じでした。
夏が暑いのは当然ですが、何か今年の夏は暑さの「質」が違うような
気がしてなりませんでした。
私ばかりではありません、息子達も「今年の夏は、きつかった!!」と
表現します。
若い世代でも、私の感じた事と多少は違っても何か「変わっていた」と
思っているのでしょう。







そんな残暑厳しい頃に、近くの人に会いました。
組が違う人なので、何時も何かを話す隣近所の関係とは違います。
その時は、何も話を聞きませんでしたが、最近「顔を見ないな?」と
思っていたら、引越しをしたとの事です。
個人の住宅では何か有った時に困るとの理由で市内中心地の
マンションへ引っ越したと聞きました。

長年住み慣れた所から高齢になって引越し、環境の変化に上手く
順応して行けるのか?と、少々不安を感じました。
それこそ今までの住宅なら、隣近所も近いし何かと人様との
交流も出来ますが、全く新しい所で大丈夫かな?と思いました。
慣れ親しんだ顔が次第に少なくなる傾向は淋しい限りです。

ご近所に「96歳」になる女性が健気にもお一人で暮らしていらして
とてもお元気です。
もう後4年で「100歳」です。
私が感心するのは、若い頃の様に足早に歩く事は出来なくなりましたが
まだご自身で歩いて駅まで行き、地下鉄で中心街へ行かれる事です。

今年の嫌な暑さにも耐えてお元気な事は素晴らしいです。
お彼岸を迎えて少し過ごしやすくなりました。
あのおばさんは、マンションへ引越しをして本当に快適なのだろうか?と
思います。
高齢者が環境を変えると目に見えない所で変化が生じると聞き
及んでいます。
お元気で過ごされる事を願っています。。。



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