最近JRの列車に乗る機会が増えました。
在来線ですが市内を走る地下鉄とはまた異なった雰囲気が有ります。
市内のJR金山駅プラットフォームで列車を待っている時、私より遥かに年上と
見受けられるご婦人が同じ様に列車待ちでした。
「あれぇ〜?、このおばぁちゃん、一寸洋服の着方がおかしいな?!」と感じました。
私が「変な着方」と感じて、よくよく見ていると
「変な着方」の筈です。






私は思い切ってそのご婦人に声を掛けました。
「お洋服の、ボタンの位置がずれていますよ、お直しになったら如何ですか?」と
話しかけました。
そのご婦人は、とても驚いて
「えっ?ボタンがね〜!!、慌てて家を出ましたので・・・」と言って
私が教えた通り、ボタンの掛け違いを直しました。
一つのボタンならばそれ程気には掛かりませんが、二つのボタンの
掛け違いは大変良く目立ちます。

お節介かと?思いましたが声を掛けました。
所がボタンだけではなく、襟についている毛皮が内側に折れ曲がって
何処から見ても「変な」洋服の来方にしか見えません。
それも、ちゃんと直して差し上げて
「これで、良いですよ〜、お気をつけてね!!」とまた言葉を掛けました。
彼女はやはり私より、かなりの先輩女性。
「有り難うございました、お陰さまで、恥をかかなくて済みました」と丁寧な
言葉を残して列車に乗り込みました。

私も、何時かはボタンの掛け違いをしたり、その他の「変だなぁ!」と
思われるような姿で歩くようになるかも知れません。
他人の事ではありませんね!!
明日は我が身なのですね〜。




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