悲しい事が一週間の間に二度も有りました。
もう、そろそろ黒いフォーマルスーツを片つけようと思っていたら
妹から昔親しくしていた近所の人の訃報が入りました。
何とも寂しい事です。
年齢の順番では無い事を改めて知らされ、明日がある自分の姿が
何時まで続くのだろう?と
しきりに考えてしまいました。





今年、梅が咲きだす頃はまだ彼は充分会話も出来、思考力も
落ちていませんでした。↑↑↑


どんな事を思い出にたたみ込んで旅立ったのだろう?と
早すぎる別れにやりきれない寂しさを覚えます。
妹と同い年なので、妹はさぞ寂しく思っているに違い有りません。
遠い親戚より、近くの他人と言いますが、そんな付き合いを
していました。
祖父母は彼のお母さんを陰日なたになり励まし相談役を
務めていました。

妹とは同い年なので、ずっと交流がありましたが私は結婚以来
彼とは全く会う機会がありませんでした。
長い間、会いたくて、会いたくて仕方がない人でした。
再会して2年。
再会した時から「これから、思う存分話せるね〜」と
何時でも会える事に期待を寄せていました。

授かった命、彼は精一杯病と闘いました。
病の辛さや「生」への執着を早くから断ち切っていた節が
感じられます。
辛い痛みや心の闇から解放されましたが、彼の魂は何時までも
私達の心に残る事でしょう。




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