用事が有り町内の少し離れた所まで行きました。
以前の様な昔ながらの木造家屋がどんどん減少してきています。
そんな中でも、ある一人暮らしの女性の家の軒下には何時も
少しずつ季節の花が咲く様に鉢植えですが植え込んであります。
私は実際の所、この家の女性程熱心に植物の管理が出来ていません。
顔を合わせれば何時も花の話になりますが、最近はちっとも彼女は
戸外へ出てきていません。
それこそ、道路交通の違反になりそうな道路の占拠ぶりです。





顔見知りの女性の所で毎年咲く「せんにちこぼう」です。愛らしい花です。↑↑↑

以前近所の誼で、季節の花を撮影させて貰ったご縁があります。
家の前を通る時、彼女の姿が見られないので、そっと鉢植えの花を
見せて貰います。
顔を見ないと「どうかなさったのかな?」と気になります。
顔立ちを見ていると、お化粧はなさいませんが中々お若い印象を受けます。
何時も花の話をしている人が、ちっとも外へ出て来ないと言うことは
やはり健康が優れないのかな?と思います。

その近所で「駄菓子屋さん」を経営していた女性も、高齢を理由に
息子さんの所へ引き取られて行きました。
この駄菓子屋さんは、息子達の結構な溜まり場であり、ストレス解消の
場所でも有ったようです。
駄菓子屋のおばさんとは、小さな頃から息子達も出入りしていて
結構楽しかったようです。

小さな手に、小銭を握り駄菓子屋さんへ走るのです。
子供のお金の計算は、こうした駄菓子屋さん等で、色々工面をして
子供ながらに計算をして駄菓子を買っていたようです。
無駄なように思える「駄菓子屋さん」ですが、今になって思えば
ここで「暗算」やその他の計算も鍛えられた印象がしています。

昨年でしたか、忘れましたが
息子に「駄菓子屋さん」閉店した事伝えました。
息子は「もう一度、あのおばさんに会いたかった!!」と、とても
懐かしそうにしていました。