11月3・4日と中山道一泊の旅に出かけました。
中山道木曽路の宿場歩きは何度かに分けて実施されています。
私は米原から始まったこのシリーズには最初からは参加を
していません。
色んな家庭の事情があり、身動きが出来なかったからです。
やっと自分の時間が持てる様になり、中津川周辺を歩く頃から
参加をしています。




紅葉は綺麗でした。秋の雰囲気満喫しました。 ↑↑↑

日帰りの場合でも一日に10km以上は歩く時が多いです。
東海道五十三次に次ぐ有名な街道で、一説には
「姫街道」とも呼ばれています。
昔の人達が自分の脚力だけに頼って超えた幾つもの「峠」ですが
天候の良い・悪いで随分苦労をして江戸から京都、又は京都から江戸へ
往来していたものと当時の人たちの辛さを思いました。

今は健康志向の人が多く、態々交通費を使ってでも「旧街道」を
歩く気持ちが理解出来ます。
当時は「人生僅か50年」の時代、今は医療も行届き高齢化社会に
なりました。
高齢となっても、有る程度足腰を鍛えれば毎日が「健やかに」暮らせます。
先ず弱ってくるのは「足腰」でしょうか?
考え方次第で年齢に見合った体の動かし方をしていれば、それなりに
健康は維持出来そうです。

何もかも忘れて、只管峠越えに「専念」する事も今の時代大切です。
何事もなく無事帰宅できてそれが何よりの「お土産」かと
思いました。
今回は「奈良井の宿」で一泊、ひなびた街並みの中でしばし心の
解放もしてきました。
「鳥居峠」越えはかなり厳しかったですが秋の紅葉を眺めながらの
歩きは、自分にも自信がつきました。