今年も夏の全国高等学校野球大会が甲子園で開かれています。
毎年感じる事ですが、高校生は既に国が決めた「義務教育」を
終えて高校生としての自覚を持っているものと思います。
高校野球の監督さんの中で時々「勝利インタヴュー」を受けながら
「子供達が〜」と言う表現で生徒の事を話します。
監督の体格を凌ぐ立派な生徒・選手を果たして「子供」呼ばわりを
してもそれが妥当なのか?一寸考えてしまいます。


これは甲子園では有りません、ある年の県予選会の画像です。↓↓↓
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これは監督としての生徒達への「愛情の発露」なのか?
この言葉の綾には悪意は無いと思うのですが、でも「一寸違うでしょう?」と
言う違和感を感じています。
義務教育中の中学生までは「子供、子供」と発言しても殆ど違和感は
有りません。
現在の高校球児達、昔のようなラッキーゾーンが無くてもスタンドへ
打ち込むパワフルなバッティングをしています。

昔の高校生はラッキーゾーンを設けてそこに打球が入れば「ホームラン」と
認められました。
今はラッキーゾーンなど有りません。
それ程の立派な体格・パワーを持つ大人とまったく変わらない高校生を
「子供達」云々と言う表現はまったくおかしいと感じています。
「生徒達」とか「選手達」と発言した方が聞いていても耳障りではありません。

高校生はもう「子供」ではありません。
「子供」発言が監督さんの愛情の発露だとして、好意的に
受け止めたいですが何か違和感が有りますね〜。





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